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ハードロックナットの特徴

世界が認めたゆるみ止め効果

ボルト軸直角方向に荷重を負荷することでねじをゆるませる試験の代表的なものに、ドイツ工業規格:DIN65151に準じたユンカー式ねじゆるみ試験(以下、ユンカー式試験という)と、米国航空宇宙規格:NAS3350/3354に準じる軸直角衝撃試験いわゆるNAS試験があります。
実際の使用現場においてねじ締結体のゆるみは古くから問題となっていましたが実験において初めてボルト軸力を完全に0にすることができたのが、このユンカー博士が開発したユンカー式試験機です。

各種ナットゆるみ比較試験結果

 


*参考文献山本晃(2005):ねじのおはなし、p.79 日本規格協会
 

 

(1)異なる振幅でのユンカー式試験結果
供試品

ボルト 六角ボルト M12 強度区分4.8
ナット 六角ナット 、ハードロックナット
M12 強度区分4 めっき付

試験条件

初期軸力 8.1kN ボルト降伏点の30%
試験水準 振幅±0.35、±0.5、±0.75mm
締付け軸力を一定にして、三種類の振幅(±0.35、±0.5、±0.75)を比較したゆるみ試験

 

試験水準 振幅±0.35mm試験前・試験後の供試品写真

 

(2)異なる初期軸力でのユンカー式試験結果
供試品

ボルト 六角ボルト M12 強度区分4.8
ナット 六角ナット 、ハードロックナット
M12 強度区分4 めっき付

試験条件

振幅 ±0.35mm
試験水準 初期軸力降伏点の
70%、50%、30%
振幅を一定にして、三種類の締付け軸力(70%、50%、30%)を比較したゆるみ試験

 

試験水準 初期軸力:降伏点の50% 試験前・試験後の供試品写真