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環境に対する取り組み

SDGs(Sustainable Development Goals)は2015年9月の国連サミットで採択された2030年までに持続可能でよりよい世界を実現する為の17の国際目標です。
ハードロック工業でもサステナビリティについて様々な取り組みを続けております。ここではその中から環境に対する取り組みをご紹介します。

 

環境に配慮した素材への切り替えと資源使用量低減

<めっきについて>

↑六価有色クロメート

↑三価クロメート白

ねじ業界では、長らく六価クロメートめっきが使われてきました。六価クロメートめっきには自己修復性があり、傷によって表面皮膜が破壊されても錆びにくい優れた耐食性がある為です。
一方で六価クロムには発がん性等の有害性があるといわれています。
洗浄処理により使用においては、直接の人体影響は無くなるものの、残留した微量な六価クロムを含むねじ部品が使われた最終製品が廃棄に至った場合、酸性雨の影響で六価クロムが溶出し土壌汚染や水質汚染、ひいては人体に悪影響を及ぼすことになりかねません。

しかしながら、近年は技術革新が進み、安全性の高い三価クロメートめっきやクロムフリーめっきでも、従来の六価クロメートめっきと同等の耐食性を持たせることが可能になっています。
ハードロック工業では、旧設計で仕様化されてきた環境負荷の高いめっきを、可能な限り安全で環境に優しいものに切り替えていくことに挑戦しています。

 

<梱包資材の削減とリサイクル材の利用>

商品開封後の梱包資材はリサイクルも可能ですが、ゴミとして廃棄されるケースもあるかと思われます。ゴミ削減の為、梱包資材の構成を見直し、商品梱包資材の使用量削減と梱包バンドのリサイクル材への変更を進めています。

 

<潤滑剤及び切削油>

一部の潤滑剤及び生産工程で用いる切削油において、塩素・硫黄系の極圧添加剤を含まず、欧州規格諮問委員会規格CEC-L-33-T-82の試験法で90%以上の生分解性がある環境に優しい植物油ベースの潤滑剤を採用しております。
また、ほとんどの切削加工工程ではドライ加工技術を採用しており、一般的な切削加工で生じる廃油やオイルミストを低減しています。

 

<ペーパーレス化>

弊社では電子FAXシステムの導入や文書の電子保管化により、ペーパーレス化を推進しています。ペーパーレス化は紙資源の節減だけでなく、文書の検索性が高くなり、業務効率化にも役立っています。

 

各種 環境負荷物質規制への対応状況

弊社の製品における各種環境負荷物質規制への対応状況につきましては、下記リンクの「各種証明書」から
資料をダウンロードいただくことでご確認いただけます。

<各種証明書>

尚、記載の無い法規制等への対応状況、記載の無い製品の対応状況、並びにご指定の書面での回答ご依頼等に
関しましては、各営業担当へご連絡いただくか、こちらからお問い合わせ下さい。

<お問い合わせ>