船舶が接岸する際、また係留中に波や風などの影響により、船体と接岸面を互いに押す力や摩擦力が働きます。
防舷材とは、このような力によって、船体および接岸用構造物が損傷するのを防ぐ設備です。
特に、大型船の接岸時においては膨大な力が発生するため、その接岸エネルギーを、より効率よく吸収するために、
防舷材本体を確実に固定する必要があります。
・湾岸内コンクリートブロックの「あと施工アンカーボルト」のナット締結箇所
・防舷材の材質がラバー(ゴム)のため適正トルクでの管理が必要な箇所
・点付け溶接(特に水中溶接)をしていた箇所➠HLN採用により溶接不要に
・適正トルクでの安全・確実な締結が可能となりました。
・施工時間が大幅に短縮でき、溶接機材や水中溶接技能者が不要となりました。
・施工費用が大幅に削減されました。
・メンテナンス周期が大幅に延び、メンテナンス費用も削減できました。