橋梁の鉄道軌道は無道床(バラストやスラブが無い)となっています。無道床橋梁は列車が通過する時、
車両の衝撃荷重や振動が締結体に集中します。
その枕木を橋桁に固定するために使用されているものがフックボルトです。
一般のナット締結の場合、短期間でゆるみが頻発する箇所です。
・列車の衝撃荷重や振動を受ける箇所
・枕木は衝撃を逃がすために、たわみが発生しあまり強く締付けが出来ない箇所
・部品の脱落は、橋梁下の人への人身事故に繋がる危険な箇所
・夜間の点検作業時において、点検作業の負担が大幅に軽減されました。
・ゆるみによる部品の落下事故が解消されて安全の向上が図れました。