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製鉄所 圧延ロール軸の締結

概要

製鉄所の圧延ロールは、スラブやビレットなどを加熱して圧延し厚板、薄板、棒材などにする為の機械です。
高温で重量のあるスラブなどが延ばされ回転するロールの上を移動します。
そのロール軸の軸固定に使用されています。

 

採用箇所

・ロール軸のシャフトをキー溝加工され、ナットと歯付座金で取り付けられている箇所

・大きな衝撃荷重がかかりゆるみやすい箇所

・高温環境にさらされる箇所
 

改善

・軸へのキー加工が不要で、一般の施工で取り付けることができました。

・ゆるみがなくなり、保守作業の軽減が図れました。

・生産設備の稼働率が向上しました。

 

製品

HLBハードロックベアリングナット

除塵機のスクリーン枠止め締結

概要

除塵機はプラントへの海、河川からの取水・排水の前段に取り付けられるもで、レーキと呼ばれる機構にて
ゴミを掻き揚げる装置でスクリーンやネットの網目の粗さが細かい物から大型のものまで、除去したいもの
に合わせて大きさを変えることも出来ます。

 

採用箇所

・着脱可能のスクリーンの枠止めは、専用工具が必要で工数がかかる箇所

・振動が多く、水没する箇所には、一般の緩み止めでは緩みが止まらない箇所

 

改善

・保守作業の工数が大幅に削減できました。

・取り付け施工が簡単なためスクリーンの入れ替え作業の負担が軽減できました。

 

製品

HLNハードロックナット

落炭回収 垂直コンべアの締結

概要

火力発電所で、石炭を燃料として使う場合、石炭の搬送時に石炭がこぼれ落ちます。
そのこぼれ落ちた石炭を回収するコンベアーを落炭回収コンベアーといいます。
そのコンベアーの可動部の締結に使用されています。

 

採用箇所

・暗く粉じんが舞う作業環境の箇所

・振動が多くゆるみやすい箇所

・脱落防止で割ピンの使用は作業性が悪く施工作業に時間がかかる箇所

 

改善

・暗い環境での割ピン作業がなくなり、作業性が大幅に改善しました。

・割ピンの位置合わせのために、追い締めして軸力が上がるなどの軸力のバラつきが無くなりました。

 

製品

HLNハードロックナット

 

ふるい機のスクリーン(網)を振動させる振り子の軸締結

概要

原料の粒の大きさを選別したり、異物を除去するために、スクリーン(網)を振動させてふるいにかけます。
この機械がふるい機です。

 

採用箇所

・スクリーンを振動させる軸の締結箇所で、過酷な振動により常時ゆるみが発生する箇所

・定期点検が必須(毎月1回程度)な箇所で、増し締め作業が必須な箇所

 

改善

・定期点検での増し締めが不要となり、作業時間の低減と作業員の負荷が軽減できました。

・ふるい機の稼働率が上がり、生産性が向上しました。

・トータルコストの改善が図れました。

 

製品

HLNハードロックナット

 

クラッシャーのフランジ締結

概要

クラッシャーとは大きな岩石を小さな岩、砂利、砂などに破砕する機械です。
破砕機とも言われ、岩石など個体を目的の大きさまで細分化するもので岩石以外に廃材や石炭など用途に
合わせて種類も多くあります。
破砕機の各締結部は激しい振動で締結箇所にはゆるみが発生します。

 

採用箇所

・激しい振動・衝撃によるゆるみが頻発する箇所

・溶接で締結している箇所

・保守での交換作業が大変な箇所

 

改善

・保守作業が溶断、溶接の作業から解放され、作業負担が軽減できました。

・保守期間の見直しと作業の軽減で、稼働率の向上が図れました。

・トータルコストの大幅な削減が図れました。

 

製品

HLNハードロックナット

コンテナクレーンの各締結箇所

概要

コンテナ は、港湾の埠頭に設置され、コンテナ船に対して海上コンテナの積み下ろしを行う設備で構造関係、
巻上関係、横行関係、起伏関係、走行関係、付帯装置、電気関係で構成されています。

 

採用箇所

・港湾に設置されているので、常時海からの風圧を受ける箇所

・コンテナを上下左右に移動させる時の繰返し荷重やクレーン本体の移動による衝撃がかかる箇所

・一般の緩み止め部品では定期的に増し締めが必要な箇所

・締結の場所は高所など施工や保守がしにくい箇所

 

改善

・定期点検の期間を延ばすことができました。

・メンテナンスコストも大幅に削減できました。

・保守管理作業の増し締め作業が緩和され、作業負担が軽減されました。

 

製品

HLNハードロックナット

ガスタービン発電の抽気配管フランジ締結とUボルト固定

概要

ガスタービン発電とは、燃料を燃焼させて金属も溶解する1500℃以上の温度に達する燃焼ガスが、膨張しながら
特殊合金でできたタービンブレードの翼に吹き付けられ、3000回転/分以上の高速で回転し、その強大な力で発
電機を稼働させ、電気エネルギーを発生させる発電方式です。 抽気配管とは、タービン内の高温の燃焼ガスを外部
に送り出すための配管のことです。

 

採用箇所

・配管の継目はタービンから出る高温の燃焼ガスが配管に流れる時繰返し振動が発生する箇所

・高温により配管が熱膨張し締結がゆるみやすい箇所

・タービンの駆動で大きな振動が配管全体に伝わる箇所

・配管の接続箇所にはガスケットが使われ、高トルクで締めることができない箇所

・Uボルトでの配管固定箇所

 

改善

・定期点検の期間や作業時間と作業者の負担が軽減できました。

・ガスタービン発電の稼働率が向上しました。

・ダブルナットや折り曲げ座金に比べ取り付け作業が大幅に短縮できました。

 

製品

HLNハードロックナット

 

パケットエレベータ式連続アンローダーのパケット締結箇所

概要

アンローダーは、荷役を間欠的に行う機械と連続的に行う機械に大別されます。連続的に荷役を行う機械
には機械式と空気式があります。連続アンローダーは、走行門形桁上に、先端採取機構、垂直搬送装置及び
ベルトコンベア付ブームを設けた旋回部を設置し、門形桁内にはコンベアを装備し、コンベア後端には後方
設備へ、ばら物(石炭や鉄鉱石)を送るシュートを備えています。

 

採用箇所

・アンローダーのパケット部は鉱物をすくいあげ、ベルトコンベアまで運ぶため、大きな荷重と振動が絶え間なく
 かかる箇所

・パケットの落下は重大事故につながる為に重要な締結箇所

・点溶接の箇所は定期保守時に溶断、溶接を行う箇所

 

改善

・溶断、溶接作業がなくなり定期点検の作業時間が大幅に削減できました。

・安全かつ効率的な作業が実施でき、作業負担が減少しました。

・より安全が担保されました。

 

製品

HLNハードロックナット

排煙脱硫装置(海水脱硫法)の配管フランジ締結

概要

脱硫装置とは、有害な硫黄分を取り除くことです。脱硫方法にも幾つか種類がありますが、本システムは硫黄の
吸収剤として海水を使用するため、大量の海水を使用する大型火力発電所への採用が適しており副生成物が発生
せず、脱硫後の海水は曝気処理・無害化されて海に戻されます。この脱硫装置の配管フランジ締結にハード
ロックナットは使用されています。

 

採用箇所

・ガスが流れる際に発生する振動を受けてゆるみが発生する箇所

・海中では波浪による繰返し荷重を受ける箇所

・フランジ締結は、ボルトの軸力を均一にしなければならない箇所

 

改善

・ゆるみが発生しないのでガスが漏れるなどの事故が無くなりました。

・点検保守の期間が延ばせ、増し締めなどの作業も軽減できました。

・トータルコストも削減できました。

 

製品

HLNハードロックナット

分岐器ポイント部のスイッチアジャスター部

概要

鉄道の分岐器は、列車の通る軌道を分岐させ、列車の進路を選択する全体の機構です。
分岐器の転轍機が軌道を切り替える装置です。スイッチアジャスターはその転轍機から伝わるストロークを、
ポイントストロークに変えトングレール(先端が薄くなっているレール)を転換し基本レールに密着させます。

 

採用箇所

・列車の通過時には最大500Gの衝撃がかかる箇所

・スイッチアジャスター部は可動箇所で振動衝撃が集中しゆるみやすい箇所

・レール軌間保持が必須の箇所

・軌間の調整を微妙に行う必要がある箇所

 

改善

・ゆるみの問題が解消し、保守時間と期間とトータルコストが大幅に削減できました。

・ゆるみによる事故が解消されより安全な運行が可能となりました。

 

製品

HLNハードロックナット

軌道の継目を連結する継目板の締結

概要

継目板は軌道(レール)とレールを繋ぎ合わせる際に使用する物で、鉄製の板状になったものを2枚1組として
レールを抱き合わせて継目ボルトで軌道に締結します。
列車がレールとレールのつなぎ目を通過する時の衝撃荷重が非常に大きく、レールの食い違いや段差を少なく
することが重要です。
また、適正な隙間がないと夏場にレールが延びて大きな問題となります。

 

採用箇所

・列車通過時、ボルト軸直角方向に大きな衝撃荷重を受ける箇所です。衝撃によりボルトが破損しやすい箇所

・季節の気温変化により、レールは伸び縮みします。伸び縮みを吸収する為にレールに開ける締結用の穴は長穴
 となり適正なトルク管理が必要な箇所

・レール間の隙間が大きい場合や、段差が大きい(継目落ち)場合は衝撃荷重が大きく、少しのゆるみでボルト
 が破損する箇所

 

改善

・長穴での締結が適正なトルク管理で行う事ができ、伸び縮みの吸収とゆるませないという相反することが
 実現できました。

・作業時間を短縮でき、作業負担とトータルコストが大幅に削減できました。

 

製品

HLNハードロックナット

高速車両連結装置の締結

 

概要

高速車両を連結させる装置

 

採用箇所

・新幹線車両同士を連結するために、連結と切り離しを行う時に衝撃荷重がかかる箇所

・連結状態での走行は、加速・減速時の応力や軌道からの衝撃を受ける箇所

・厳格なトルク管理と点検が必要な箇所

 

改善

・増し締めなどの保守作業が軽減しました。

・作業負担の軽減とトータル費用の削減ができました。

 

製品

HLNハードロックナット